
ギフト券は90%を超える換金率で換金することができ、自分で行うクレジットカード現金化にも使われる商品です。
しかしながらそれゆえ、クレジットカード会社や発行元の会社に換金行為がバレやすい商品でもあります。
本記事では、ギフト券の換金がバレやすい理由や、バレてしまった場合のペナルティ、そしてバレずにギフトを換金する方法を詳しく解説して参ります。
ギフト券の換金は禁止されている
まず初めに、ギフト券の換金行為は禁止されています。
街中で金券ショップをよく見かけるため、換金してもいいと思っている方は多いですが、発行元の会社の利用規約を読むと、換金目的での購入は現金と書かれています。
第9条(換金の禁止)
JTBGIFT トラベルギフトご利用規約
JTBトラベルギフトは、法令による場合を除き、現金での払い戻し、他のギフト券・金券との交換はできません。
6.ギフトカード加盟店は、ギフトカード取扱いを行った日から別表記載の締切日までに(ただし、当社が送付を請求した場合には、直ちに)、
JCBギフトカード 加盟店規約
当該ギフトカード取扱いにおけるギフトカードからギフトカード控えを切り取った残りの部分(以下「ギフトカード本体」という)を券 種ごとに取りまとめ、両社所定の売上集計表に添付して当社に送付するものとします。ギフトカード加盟店は、ギフトカード使用者から受領したギフトカードを他に譲渡し、または、本規約に定める以外の方法で換金してはならないものとします。
ご覧の通り、ギフト券を発行する全ての会社が、ギフト券の換金行為を禁止しています。
ただギフト券の換金は違法ではありません。
社会問題となり、転売行為が厳しく取り締まられるようになっているのは音楽ライブなどのコンサートチケットです。
現時点では、ギフト券の換金を行っても、法的処罰が下されることはありませんので、ご安心ください。
とはいえ、換金目的でギフト券を大量に購入したり、クレジットカード現金化目的でギフト券を使用すると、ペナルティが課せられてしまう恐れがあります。
次に、ギフト券の換金行為が発覚してしまった場合のペナルティを詳しく解説していきます。
ギフト券の換金がバレた場合のペナルティ

ギフト券の換金がバレた場合のペナルティとしては、以下のことが考えられます。
- 購入したギフト券が無効になる
- (クレジットカード現金化の場合)カードの利用停止
- (クレジットカード現金化の場合)金融ブラック入り
順番に詳しく見ていきましょう。
①購入したギフト券が無効になる
換金目的でギフト券を購入したとなると、購入したギフト券が無効になってしまう可能性があります。
その場でギフト券としての有効性はなくなり、買い物に使用したり換金することは不可能となります。
②クレジットカードの利用停止
ギフト券をクレジットカード現金化に使用した場合、当該のカードが利用停止となってしまうことも考えられます。
クレジットカードが利用停止になり、さらには強制退会という思いペナルティも課せられてしまうかもしれません。
③金融ブラックになる
クレジットカード会社などの金融機関は、自己破産者や支払い滞納を繰り返している人をブラックリストとして登録しています。
ギフト券の換金がバレてしまうと、不正行為を行ったとして金融ブラックになってしまうかもしれません。
金融ブラックに登録されてしまうと、
- クレジットカードが作れない
- ローンが組めない
- 社会的信用が低くなる
といった弊害が生まれてしまいます。
くれぐれもギフト券を換金する際には、このような危険性があるということを理解しておきましょう。
ギフト券の換金がバレやすい理由とは?

実は、ギフト券の換金行為は、クレジットカード会社や発行元の会社にバレやすいという注意点があります。
Amazonギフト券やJCBギフトカードといったギフト券は、換金率が特に高く、90%以上の換金率で現金化をすることができます。
そのためこれらのギフト券をクレジットカード現金化に使用する人が後を断ちません。
クレジットカード会社やギフト券を発行する企業もその事実を把握しているため、ギフト券を購入する人の新尿情報や過去のクレジットカード使用歴は厳しくチェックされます。
ギフト券を大量に購入していたり、短期間に繰り返し購入していると、ギフト券の換金がバレてしまうのです。
ギフト券の換金がバレるのはこんな人
次にギフト券の換金がとくんバレやすい人の特徴を詳しく解説していきましょう。
具体的には、
- ギフト券を定期的に大量購入している
- クレヒスが悪い
- キャッシングを利用している
といった方は、注意してください。
①ギフト券を定期的に大量購入している
生活費や家賃などの支払いのために、ギフト券を大量に購入している人は少なくありません。
そのような事情でも、ギフト券を定期的に大量購入するというのは、不自然な行為です。
ギフト券を定期的に大量購入するのは危険ですので、控えましょう。
②クレヒスが悪い
クレヒスとは、クレジットカードヒストリーの略語で、クレジットカードの利用歴のことを指します。
例えばクレジットカードの支払い実績や、滞納歴などもクレヒスの中に含まれています。
クレヒスが悪いということは、クレジットカードの支払いを度々遅延していたり、過去にクレジットカード現金化が発覚してしまった人のことです。
そのような方は、お金に困った際にギフト券の換金行為を行う可能性が高いと見なされており、厳しく監視されています。
ギフト券の換金を行うと、すぐにバレてしまうでしょう。
③キャッシングを利用している
キャッシングやカードローンを利用している方は、お金に困っている可能性が高くギフト券の換金に手を出すと考えられています。
総量規制ギリギリまで借入をしている方や、返済を滞納してしまっている人は特に注意が必要です。
すぐにバレてしまいますので、くれぐれもギフト券の換金には手を出さないようにしましょう。
ギフト券の換金をバレずに行う方法

大量にギフト券を購入すると、不自然な購入とみなされ、すぐに換金行為がバレてしまいます。
加えて定期的にギフト券を購入するのも控えた方がいいでしょう。
どうしてもギフト券の換金でお金を工面しなければならないという場合には、一回限りのみ行うことをオススメします。
一回限りであれば、友人や家族へのプレゼントであると言い訳ができます。
またクレジットカードでギフト券を購入する際には、
- 複数枚のクレジットカードで少量づつギフト券を購入する
- クレジットカードの支払いは絶対に滞納しない
といったことに注意してください。
まとめ
ギフト券は90%を超える換金率で換金することができ、クレジットカード現金化にも使われる商品です。
しかしながらそれゆえ、クレジットカード会社や発行元の会社に換金行為がバレやすい商品でもあります。
ギフト券の換金は違法ではありませんが、利用規約上では禁止されている行為となります。
万が一、バレてしまうと
- 購入したギフト券が無効になる
- (クレジットカード現金化の場合)カードの利用停止
- (クレジットカード現金化の場合)金融ブラック入り
といったペナルティを課せられてしまうので、注意してください。
特に、
- ギフト券を定期的に大量購入している
- クレヒスが悪い
- キャッシングを利用している
といった特徴がある方は、ギフト券の換金は控えた方がいいでしょう。
「高額なお金が必要…」
「クレジットカード会社にバレずに、お金を手にしたい」
とお考えの際には、現金化業者を利用することをオススメします。
現金化業者を利用すれば、クレジットカード会社に現金化行為がバレる心配はありません。
またギフト券を購入するよりも、多くのお金を手にすることが可能です。
安全に高換金率という点で比較すれば、ギフト券を換金するよりもクレジットカード現金化の方が優れていると言えます。